パチマガスロマガで長年続いている旅打ち企画。

当初は制覇不可能と言われていた旅打ち企画も制覇者が続出したためか、最近では年々制覇難易度が上がってきています。

この記事では、そんなスロマガ旅打ち企画の歴代旅打ち人と制覇者、そして残念ながら強制終了となった旅打ち人の終了理由を振り返ってみました!

スロマガ旅打ち企画の基本ルール

まずは現行の旅打ち企画の基本ルールをおさらいしておきましょう。

この記事を書いている時点のスロット旅打ち企画の最新版は第9弾。

旅打ち企画の大まかな概要は変わっておらず、1年間旅打ちをしながらスタート地点からゴール地点までを目指すのですが、都道府県間を移動できるのはスロット収支+4万円以上かつ編集部が用意したノルマを達成できた場合となっています。

 

各都道府県の最長滞在期間は30日、最短滞在期間については現在は特に設けられておらず、生活費は完全にスロットだけで稼がなければいけません。

また、読者からの差し入れは飲料水のみ許可されており、食品や衣料品、金品をもらうのは認められていないことに加え、読者と食事をした場合には会計を別にして自分の食費を明確にしなければならないという徹底ぶり!

 

さらに読者とのノリ打ちや代打ち、データチェックやART(AT)中、ボーナス中の台を譲ってもらうことも禁止されています。

ただし、読者がスロマガ誌面への顔出しを了承してくれた場合に限り、読者宅への宿泊は1県につき1泊のみOKです。

スタート時は軍資金に余裕がない

旅打ち企画の移動手段は基本的に原付のみとなっていますが、ルール上でかなり厳しいのがスタートの軍資金が10万円という点でしょう。

一応、残金が残り少なくなった場合は1県につき6万円まで編集部に借入することが認められていますが、軍資金20万円以内となるとスタート直後は天井狙いやゾーン狙いといったハイエナ稼働が無難になってきますね。

 

なお、借入額は最大で5県分の30万円までという制限もあります。

それと、旅打ち企画の様子はブログやツイッターでリアルタイムで発信しなければならないという決まりもありますが、スロマガ媒体以外のメディアで旅打ちの情報を公開することは禁止されています。

スロマガ旅打ち企画の歴代挑戦者

基本的なルールが把握できたところで、スロマガの旅打ち企画の歴代挑戦者を順番に見ていきましょう。

最新の旅打ち企画から遡った方が整理しやすいと思ったので、第9弾から第1弾に向かって紹介していきますね。

第9弾:天香膳一

天香膳一さんは2018年から2019年にかけて行われた旅打ち企画第9弾の旅打ち人。

開始早々、尿管結石で入院&療養というアクシデントはありましたが、2019年8月9日に見事ゴール地点に到達し、史上6人目の旅打ち制覇者となりました。

旅打ち企画の最終収支は約403万円と、結果としても申し分ないですね!

 

ちなみに、天香膳一さんの旅打ち企画開始時点の年齢は35歳、パチスロ歴は17年とのことで、2017年のパチスロ収支は約140万円。

元々コンビニの店長をしながらスキマ時間にハイエナメインで立ち回っていたそうで、旅打ち企画でも兼業時代の立ち回りを遺憾なく発揮していました。

第8弾:睦月ライド

2017年にスタートした旅打ち企画第8弾の旅打ち人は、現役パチマガライターだった睦月ライドさん。

5月に北海道をスタートしてから順調に旅を続けていたように見えましたが、なんと11月末に京都で旅打ち企画が強制終了・・・

強制終了の理由はスロマガ媒体以外のメディアで旅打ちの情報を公開したことに加え、編集部に虚偽の報告をしたため。

 

もう少し詳しく説明すると、睦月ライドさんがツイッターで裏アカウントを持っており、裏アカウントを使って編集部と本人にしか知り得ない内容を第三者には難しいタイミングで発信していたとのこと。

これを編集部が本人に追求したところ、「自分のものではない」、「誰かがパスワードを盗み出して使用していた」など虚偽の報告をし、さらに追求が始まってから1週間ほどで何故か裏アカウントが削除されたようです。

まさかの現役スロマガライターが強制終了ということで、当時はスロッターの知り合いの間でかなり話題になったことを覚えています。

第7弾:日向七翔

2015年12月にスタートした第7弾の旅打ち企画の旅打ち人は日向七翔さん。

実は、第6弾まではスロット収支3万円&ノルマ達成で移動することができたのですが、第7弾からは3万円から4万円に変更となり、それ以前よりも旅打ち制覇難易度が上がりました。

 

にも関わらずバジリスク絆を中心に立ち回り、最終収支約318万円という結果を残してゴール地点に到達し、旅打ち企画の歴代5人目の制覇者となりました!

なお、旅打ち企画時点での年齢は25歳、2014年のスロット収支は約220万円と、年齢は若いものの旅打ち企画前からスロットで既に結果を出している方でした。

第6弾:角屋角成

旅打ち企画第6弾の旅打ち人は角屋角成さん。

第5弾がとんでもない結果で終了したことからプレッシャーもあったと思いますが、最終収支は約259万円、そして旅打ち史上最多となる25都道府県制覇という結果を残して第4代目の旅打ち制覇者となりました。

角屋角成さんはハナハナやジャグラーを打っているイメージが強いのですが、個人的にはそれ以上にザブングルの加藤さんに似ているイメージが強いです(笑)

第5弾:夏目五郎

スロマガの旅打ち企画と聞いて夏目五郎さんを連想する人は多いのではないでしょうか?

それぐらい驚異的な結果が残ったのが2013年にスタートした第5弾の旅打ち企画。

最終収支は約655万円と未だに記録は塗り替えられておらず、徹底したハイエナ稼働が印象的でした。

 

もちろん時期的に天井・ゾーン狙いが美味い台が多数存在したというのも理由の一つではありますが、それを差し引いても見知らぬ土地を回ってこれだけの結果を残すのはほんの一握りの人間だけでしょう。

ちなみに、旅打ち企画以前の過去2年間のスロット収支は約1,450万円。

就職したことはなく、旅打ち企画以前からスロプロとして生計を立てていたとのことです。

第4弾:コジロー武蔵丸

旅打ち企画第4弾の旅打ち人のコジロー武蔵丸さんは、見事歴代2人目の旅打ち覇者となった方です。

ただ、目標額に達しなかったことから延長戦に突入し、天香膳一さんを除けば唯一1年以上旅打ちをした旅打ち人でした。

最終収支は約189万円という結果で、コジロー武蔵丸さんは所持金20万円前後のハラハラする展開も多かった印象がありますね。

第3弾:タイラ

記念すべき初代旅打ち制覇者となったのはタイラさん!

2010年~2011年は出玉性能が低い機種で構成されていたにも関わらず、堅実な立ち回りと徹底した節約で旅打ちをクリアできることを実証してくれました。

旅打ちの最終収支は約172万円と、第5弾の夏目五郎さんと比較すると数字的にはインパクトに欠けるかもしれませんが、機種構成も踏まえて旅打ち企画を振り返れば違った面白みを発見できると思います。

 

旅打ち企画はスタート時点の軍資金10万円をいかに増やすかが肝ですが、安い漫画喫茶を探し求めて夜の街を巡り巡ったり、公園の水を飲み物としていたストイックさには感服しました。

ちなみに、第3弾までは移動条件はスロット収支2万円&ノルマ達成となっていました。

第2弾:ターボ

第2弾の旅打ち人はターボさん。

この頃は旅打ちのルールがまだガバガバでノリ打ちも許可されていましたし、ボランティア活動等の労働をした場合は編集部から3万円支給されるといったルールもありました。

ただ、旅が進むにつれて生活費が苦しくなり、旅打ちで唯一野宿をすることになった人間でもあります(苦笑)

 

最終的にはリタイアという形ではなく、強制終了という形で旅打ちが終了・・・

強制終了は仲良くなった読者にART中の台を譲ってもらったことが原因でした。

第1弾:カブちゃん

旅打ち企画の原点となった第1弾の旅打ち人はカブちゃん。

そもそも旅打ち企画は思いつきのようなものだったらしく、カブちゃんは面接や審査をされて旅打ち人となったわけではありませんでした。

どこまで本当の話かは分かりませんが、スロマガ編集部員になりたかったカブちゃんは、何度もスロマガに履歴書を送るも尽く不採用とされたらしいです。

 

それでも諦められなかったカブちゃんは編集部へ行き統括部に直談判するなど、今度は何度も編集部に乗り込んで自己アピールを続けていたそうですが、ある時に社長と対面する機会に恵まれたとのこと。

そして、社長に言われたスロマガ入社の条件が1年間の旅打ちだった・・・というわけです。

旅打ちのルールも第2弾以上に整っておらず、軍資金が足りない場合はアルバイトをして軍資金を作ることも認められていました。

 

ただ、専業スロプロでもなければ兼業スロプロでもなくスロットが好きなだけなカブちゃんは思ったような結果を出せず、旅打ち企画第1弾は早々に終了してしまいました(苦笑)

残念な結果にはなってしまったものの、カブちゃんの熱意がなければ旅打ち企画が無かったかもしれないと思うと、なんだか感慨深いものがありますね。

【旅打ち企画進行中!】
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