あなたがパチンコもスロットもある程度打ったことがあるなら、“天井狙い”という立ち回り方を知っていると思います。

でも、雑誌やネットではスロットの天井狙いについて解説されていることはあっても、パチンコの天井狙いについて解説されていることはまずありませんよね?

そこで今回は、パチンコの天井について徹底解説していきます!

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パチンコで天井狙いはできない

タイトルにも書いていますが、最初に結論を言ってしまうとパチンコで天井狙いはできません。

なぜなら、北斗無双や牙狼、必殺仕事人や海物語といった人気機種だろうがマイナー機種だろうが、現在のパチンコには例外なく天井が搭載されていないから。

たまにハマり台の方が当たりやすいとか、この台は○○回転が当たりやすいゾーンというようなオカルトを信じている方がいますが、実際にはどれだけ大ハマリしていようが0回転だろうが同じことです。

 

そのため、勝ちにこだわる場合は設定非搭載の機種なら単純に1回転でも多く回る台を、設定搭載機種なら高設定かつ良釘台を打ち込みましょう。

ただ、ハマリ台の方が当たりそうという心理は分からなくもないので(笑)、遊び打ちする分にはオカルトで立ち回ってみるのも面白いと思いますよ。

現在のパチンコに天井がない理由

現在のパチンコに天井がない理由を一言で言ってしまうと、天井が搭載できないよう規制されているからです。

まず前提として、パチンコもスロットもハマリ回数をもとにして大当たり確率を変えてはいけないというルールがあります。

 

また、パチンコは確率変動や時短といった状態変化でゲーム性に幅を持たせていますが、原則上は大当たりを引かないと状態を変えることができないことになっているんですよ。

ちなみに、一部の確変機には“突然確変”が搭載されていますが、突然確変は大当たりに含まれる当たりなので以前から認められています。

スロットの天井が認められている理由

パチンコとは対照的に天井が搭載されているスロットですが、先述した通り、大当たり(ボーナス)確率を変えること自体は禁止されています。

ハナハナシリーズやジャグラーシリーズをはじめとしたAタイプに天井が搭載されていないのは、ハマリ回数をもとにボーナス確率を変えることができないからというわけですね。

 

スロットで天井が搭載されているのはRTやART、ATを搭載している機種限定で、天井に到達することで状態移行役(移行リプレイなど)が高確率で成立するようになったり、状態移行役を揃えられるように押し順ナビが発生します。

元々はボーナスを引くまでメダルが減らない救済処置的な仕様でしたが、出玉性能が尖った純ART機やAT機が主流になった頃には強力な天井を搭載した機種も目立ちました。

 

なお、AT機によってはボーナスと呼ばれる出玉増加区間がありますが、あれは純粋なボーナスではなく擬似ボーナス(内部的にはAT状態)です。

純粋なボーナスが当たりやすくなるわけではないことから、「○○ハマリでボーナス確定」という天井を搭載しても問題ないわけですね。

それと、5.9号機ではART確率に関する規制があったことから天井が搭載された(A+)ART機が全く出ませんでしたが、6号機では規制が緩和されたことで天井を搭載したAT機が再びリリースされるようになりました。

パチンコに天井を搭載するメリットは少ない

もしパチンコに天井を搭載できるとしても、実際にはメリットが少ないです。

なぜなら、天井性能も含めてスペックが調整されるから。

天井に割を持っていかれる分だけ通常大当たり確率を重くしたり、確変突入率や継続率を落としたり、大当たり1回あたりの獲得出玉を少なくするといった処置が取られます。

 

また、パチンコはスロットと違って確変という概念もありますし、天井を搭載するとなると天井までの回転数をかなり深くしないといけないでしょう。

しかし、終日打ち込めば8,000回転近く回せるスロットとは違って、パチンコはどれだけ頑張っても3,000回転くらいが限界です。

そうなってくると、ミドルスペックに天井を搭載したところで打ち手が天井恩恵を受けられる機会が無くなってしまいます。

仮に天井に依存したゲーム性のパチンコが出たとしても、ホール側が辛めな調整にするのは目に見えていますしね。

実はあった?!天井があるパチンコ!

現在のパチンコには天井は搭載されていませんが、昔は天井があるパチンコも導入されていました。

どんな天井を搭載していたのかを知っていれば、パチンコ好きの知人との会話のネタになると思いますよ(笑)

春夏秋冬(1993年)

1993年に導入された春夏秋冬は、地獄モード滞在時の42回目のリーチで必ず大当たりになるという天井を搭載していました。

ただし、打ち手がモード判別することができない仕様になっていたこともあり、天井狙いなど打ち手が有利になるような立ち回りをすることはできませんでした。

黄門ちゃま(1994年)

1994年に導入された黄門ちゃまでは、1,000回転で必ず確変を引けるという天井を搭載。

スロットの1,000回転はそこまで深く感じませんが、パチンコの1,000回転となると一気に天井が遠く感じますよね・・・(苦笑)

やすしきよし(2006年)

2006年に導入されたやすしきよしは通常時と確変中の大当たり確率がほとんど変わらず、通常時に555回転ハマると次回大当たりに必ず555回転の時短が付くといった天井が搭載されていました。

ちなみに、天井以外での大当たり当選時に555回転の時短が付くことは少なく、大体が30回転か100回転の時短が選択されることに。

出玉が減らない状態が長く続くという天井恩恵は、スロットのA+RT機の天井に通ずるものがありますね。

天上のランプマスター(2010年)

2010年に導入された天上のランプマスターには、天井ならぬ”天上”が搭載されていました。

天上のランプマスターも通常時と確変中の大当たり確率がほとんど変わらず、通常時に電サポがあって確変中に電サポが付かない特殊なスペックです。

 

天上(天井)条件は128回転の間、出玉無しを含めた確変大当たりを引かないこと、もしくは15回連続で確変を継続させることで、天井状態で大当たりを引くと全ての大当たり後に時短が付く「創神モード」へ移行。

機種名からも天井を意識したゲーム性になっていますが、特殊過ぎるスペックということもあってか全然流行りませんでした(笑)

設定付きパチンコに天井は搭載されるのか?

最近は設定付きパチンコが少しずつ増えてきました。

今の時点では天井が搭載されているパチンコはないですが、設定付きパチンコに天井が搭載される可能性はゼロではありません。
(※天井搭載機種が流行るかどうかは別ですが・・・)

ただ、先ほども説明した通り、初当たり確率の重いミドルタイプに天井を搭載するメリットはないので、天井が搭載されるなら甘デジタイプが現実的なのではないでしょうか。

 

また、ハマリ回数をもとにして大当たり確率を変えてはいけないという規制が変わらない限りは、天井恩恵も強制的に大当たりさせるというものではなく、電サポが付いて出玉の減りが抑えられるような天井でしょう。

パチンコで天井狙いできるのは面白そうですが、スロットの天井狙いのようにベガ立ちする人が増えるのは嫌ですね~(笑)